竣工写真に必要な構図について
前項で準備したレンズは、広角レンズです。全体を撮影するのがメインになります。
・真正面の構図
・部屋の隅からの斜め構図
の2つを押さえます。
真正面の構図
まずは、真正面の構図を押さえます。
キッチンやテレビに対して真正面に向かい合って立ち、全体が入るように背中側へ下がります。
カメラの水平・垂直を合わせて、構図を合わせます。
部屋の隅からの斜めの構図
次に、部屋の隅から、全体を捉えて撮ります。広角レンズで斜めから撮る構図の場合は、画面の端っこに注意します。広角レンズは画面の端っこがビヨーンと伸びたように映るので、あまりパースを効かせて撮ると違和感が出てしまいます。全体を見ながら、なるべく違和感が出ないようカメラの構図を合わせます。
真正面と部屋の隅からの構図の2つを押さえたら
真正面と部屋の隅からの構図の2つを押さえたら
その他はカメラを縦にしたり、部分的に寄って切り取ったり、物件の特徴に合わせて構図を選びます。